モンゴルの仏教指導者らは教皇と会談
モンゴルの仏教指導者らは教皇と会談をした
28日、モンゴルの仏教指導者らは教皇フランシスコと会談をした。モンゴルの仏教界の代表者からなるこの公式使節のバチカン訪問は、モンゴルにおけるカトリック教会の知牧区創設と、教皇庁とモンゴル間の外交関係樹立から30年を背景に行われた。使節を温かく歓迎された教皇は、カトリック教会との友好を深め、平和な社会の構築のため相互理解と協力を促進するこの訪問に喜んだ。教皇は、平和は人類の熱い願いであり、あらゆるレベルの対話を通して平和と非暴力の文化を築くことは今日の急務と強調した。一方で、宗教を暴力と憎悪の正当化に用いる人々がいることを遺憾とされた。イエスと仏陀は平和の構築者、非暴力の推進者であった、と教皇は語り、紛争や戦争に傷ついた世界において、わたしたち宗教指導者は、暴力を捨て平和の文明を築くため、皆の意志を励ます義務がある、と述べた。教皇は、モンゴルの諸宗教の平和的共存の伝統に触れつつ、この多様性における調和の古い歴史が、これからも信教の自由と共通善の促進のための協力を通して続き、カトリック教会との良好な関係が育まれていくことを願った。
再生回数: 436
Tweet