「人材育成奨学計画」に関する贈与契約に署名
「人材育成奨学計画」に関する贈与契約に署名した
無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する贈与契約に署名した。13日、田中伸一JICAモンゴル事務所長、ジャブハラン大蔵大臣は、モンゴル大蔵省において、総額2億630万円 (263 Million)を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する贈与契約の署名を行った。同計画は、モンゴルの将来を担う若手行政官等を対象に、日本の大学院に留学するために必要な学費等を供与するものだ。この署名により、今年は最大16名が日本の大学院に留学することになる。2001年に同計画が始まって以来、モンゴルからは、これまでに384名の若者が日本に留学した。修士号を取得し、既に帰国した留学生は、大蔵省、教育科学省、建設都市計画省、道路運輸開発省、中央銀行など、さまざまな分野で活躍している。日本国は、モンゴルが民主化した1990年代初頭以降の最大の支援国である。2022年はモンゴル日本外交関係樹立50周年にあたり、二国間関係は幅広い分野で着実に発展している。この計画の実施により育成される人材が、将来、各分野でモンゴルの抱える問題解決に貢献するとともに、両国の相互理解及び友好関係構築に寄与することが期待される。
再生回数: 471
Tweet