「公共投資計画策定ガイドライン」に係る研修を実施
「公共投資計画策定ガイドライン」に係る研修が実施された
新規発足した経済開発省の職員向けに「公共投資計画策定ガイドライン」に係る研修を実施した。JICAは4月1日「公共投資計画策定能力プロジェクト」が経済開発省の投資政策局とともに「公共投資計画策定ガイドライン」というテーマで、公共投資事業の評価、優先順位付け、選定、実施管理に関する方法論について研修を開催した。同研修に経済開発省の開発総合政策局、投資政策局、開発金融政策局、開発調査局及びモニタリング評価内部監査局の職員が参加した。プロジェクトチームから公共投資事業の「重要性」と「実現可能性」を評価するための指標とその評価手法について説明し、事業形成や進捗管理方法について意見交換を行った。プロジェクトチームからは、2021年に内閣官房長官令第42号別紙2にて承認された「公共投資計画策定ガイドライン」におけるプロジェクトの総合評価の考え方を説明した。これとともに、公共投資計画は中期開発政策を予算裏付け・財源に合わせて詳細に計画することで財政の安定化に繋がり、財政規律を保つ上で重要な役割を果たす政策ツールであることを強調した。また、公共投資計画制度と評価ガイドラインの更なる改善に向けて、今後も協力していく旨を表した。
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