モンゴルの気候条件に適した道路舗装技術改善を目指しす
モンゴルの気候条件に適した道路舗装技術改善を目指している
JICAは、モンゴルの気候条件に適した道路舗装技術改善を目指し協力している。JICAは、モンゴルの道路・運輸開発省、道路・運輸開発センター及びウランバートル市道路開発局と共に、2019年から「モンゴルの気候条件に適した道路舗装技術能力向上プロジェクト」を実施してきた。プロジェクトを通じて、モンゴルの道路舗装の問題を明確にし、道路舗装基準の策定・改定を行うことを目的としている。今回、モンゴル・日本外交関係樹立50周年記念の一環として、プロジェクトの第一回技術セミナーを開催した。同セミナーに、モンゴルの道路・運輸開発省のバトボルド事務次官をはじめ、当該分野の職員・専門家の方々が参加した。モンゴルの厳しい気象条件は、道路分野に大きく影響を及ぼしており、道路維持管理に多くの費用がかかることになっている。この費用を抑え、長期的な質の高い道路舗装の技術向上を目指している。同セミナーでは、日本人及びモンゴル人の専門家により、モンゴルの気象条件に適したアスファルト舗装設計・配合設計のスタンダード改定・パイロットプロジェクトでの検証活動・寒冷地におけるセメントとコンクリート舗装の設計について発表をした。今後、モンゴルの道路分野の皆様に、JICAプロジェクトの成果をうまく活用いただき、モンゴルでの安全で質の高い道路工事に貢献頂くことを期待している。
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