日本の近代化を知る連続講座が開催された
日本の近代化を知る連続講座が開催された
19日、JICA主催のモンゴル国立大学の学生を対象とした日本の近代化を知る連続講座の4回目を開催した。今回のテーマは日本の教育制度だった。萱島宣子JICA前理事によるDVD講座では、日本の現在に至るまでの教育制度の沿革として、江戸時代においても、寺小屋や私塾の発展により読み書きや一般教養の市民レベルでの教育が普及していたこと、近代化以降はアメリカやフランスなどの欧米諸国から積極的に教育制度を採り入れ、日本の社会や風土に合わせて定着させていたこと等について学んだ。その後、モンゴルで初めて日本式の学校を設立した、新モンゴル学園ガルバダラフ理事長より、日本の教育現場における課題や取組、また新モンゴル学園が日本式の教育をどのように取り入れているかについて紹介した。その後、日本語の翻訳・文化研究者であるD.トゥムルバートルさんより、日本人の国民性である団結力と責任感について武士道の精神の観点からお話しした。講義のあと、同連続講座のモデレーター講師であるバトトルガ国際関係行政学部長より、茶道のデモストレーションをして、参加した学生たちに日本文化を知る機会にもなった。
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