学生45名に日本留学認定証を授与
学生45名に日本留学認定証を授与した
17日、科学技術大学で、日本政府の円借款事業でモンゴル国教育科学省が実施している工学系高等教育支援事業(1000人エンジニア)プロジェクトのツイニングプログラムの第5バッチ学生45名に日本留学認定証を授与した。このバッチは遠隔授業が続く大変な状況でも専門の授業以外に日本語も熱心に勉強し、試験に合格した。小林弘之在モンゴル日本国特命全権大使はエンフ・アムガラン教育・科学大臣、ナムナン科学技術大学学長、田村えりこJICAモンゴル事務所所長他とともに出席した。エンフ・アムガラン教育科学大臣は「日本の技術を学んた工学系の人材が増加されることはモンゴル国の産業の発展につながる」と述べた。2014年に開始した同事業では、(1)教員育成、(2)教育カリキュラムの改善、(3)機材供与・整備等を通じた工学系教育機関の機能強化及び(4)日本への留学を通じたモンゴルの工学系産業人材の育成を支援しており、これまで日本政府は約45億円を供与してきた。今般、モンゴルの工学系産業人材育成の一環として、科学技術大学の45名の学生が日本の大学、高等専門学校に派遣され、2年間学業を修める。なお、高等専門学校を含めた日本の高等教育機関への留学については、2024年までに1000人を派遣することを目標としており、現在までに776人が学んでいるとのこと。小林大使は挨拶の中で、今回派遣される留学生がこれまでの日本の発展の経験や、日本の高いレベルの工学を学び、帰国後にはモンゴル政府の重点政策の1つである産業多角化、とりわけ「ものづくり」に不可欠な優秀な工学系人材として活躍することを期待していると述べた。
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