天然ガス輸送パイプライン設計図作成・技術調査を開始する契約に署名

Odgerel 2022-03-10 02:03

政治

天然ガス輸送パイプライン設計図作成・技術調査を開始する契約に署名した

ロシア産天然ガスのモンゴル経由で中国向け輸送パイプライン敷設に係るフィジビリティ・スタディ承認に関する議定書の署名式が1月25日に行われた。なお、2月28日は次の段階となる設計図作成と技術調査を開始する協定にアマルサイハン副首相とロシアのガスプロム社からアレクセイ・ミレル会長が調印した。協定によると、事業に係るロシアの下請け業者に雇用許可とその手数料から免除する特定の作業は4月中に済ませ、事業実施に対する包括的対策法案と決議案を2023年初頭までに完了すると計画されている。また、ガソプロボド・ソユーズ・ボストーク社とモンゴルのエルデネス・モンゴル社は工学測地学、工学生態学および考古学探査を共同実施し、今年11月30 日までに完了する予定。モンゴル政府は、天然ガスパイプライン敷設に使 用される建設用地の許可を今年12月までに解決するという。この際、アマルサイハン副首相は「『パワー・オフ・シベリア』プロジェクトに務めた経験豊富な企業が本事業に携わることを嬉しく思う。モンゴル政府はこの事業を非常に重要視しており、2022年から2024年に計画された事業を確実に成功させるため、全力で務めす」と述べた。