JICAは交通需要予測ソフトウェアを引渡
JICAは交通需要予測ソフトウェアを引渡した
ウランバートル市の交通渋滞緩和を目的として、ウランバートル市役所に、交通需要予測ソフトウェアを引渡した。JICAは、「ウランバートル市における運輸・交通インフラ整備に係る情報収集・確認調査」を実施し、市内の交通渋滞緩和・道路ネットワークの改善に向けて取り組んでいる。同調査の一環として、交通需要予測・評価、モデルの構築、分析と交差点の交通量レベル把握等の一連の作業を行うSTRADAパッケージシステムをウランバートル市役所に引渡した。同システムは、総合的な交通計画の構築とデータプラットフォームの開発を支援するために十数個のプログラムから構築された交通情報システムである。また、STRADAパッケージシステムの使い方について、日本人専門家よりウランバートル市職員向けに研修を実施した。今後、ウランバートル市内の道路交通分野と道路管制の従事者が、今まで以上にデータに基づいた交通需要予測・管理がなされることを期待する。
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