「初等中等教育における体育教育」セミナーを開催した
「初等中等教育における体育教育」セミナーを開催した
3月2日、モンゴル日本外交関係樹立50周年を記念して、政府庁舎で、在モンゴル 日本国大使館、国家大会議モンゴル日本友好議員連盟及び体育スポーツ支援議員連盟の共催による「初等中等教育における体育教育」セミナーが開催された。Ts.ダワースレン国家大会議議員（モンゴル日本議員連盟会長）及び小林弘之 在モンゴル 日本国特命全権大使が挨拶をした。小林弘之大使は、「体育は、健康・体力の増進のみならず、ルールを守る、課題を克服する、チームワークを育む等多くのことを学べる教科であり、また、日本では多くの生徒が部活動を通じて更にこうした学習を深めており、日本の教育制度を参考にする上で、こうした点にも目を向けていただければ嬉しい」と述べた。日本から白旗和也日本体育大学教授はオンラインで参加した。モンゴル側からウルトナサン国立教育大学教授がそれぞれ講演を行った。白旗教授からは日本の体育教育が「生きる力を持つ」ことが説明されるとともに、バレーボールの授業風景を動画で示しつつ具体的な指導方法も紹介され、参加者たちは非常に勉強になったという感想が多く来た。同セミナーには、教育・科学省、体育・スポーツ国家委員会、モンゴル教育大学の他、実際に教育現場で体育教育に関わる教員等約80名が参加した。閉会挨拶として、ムンフツェツェグ国家大会議議員（体育スポーツ支援議員連盟会長）から、モンゴルで教育関連法改正が議論されている今、時機を得たセミナーが開催されたと謝意を表明した。
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