消費者信頼感指数が上昇
消費者信頼感指数が上昇した
1月12日、ナショナル・リサーチ・コンサルティング・センター社とモンゴル日本人材開発センターが2021年第4四半期の消費者信頼感指数を発表し、前年同期比で22ポイント上昇して87となったと発表した。消費者信頼感指数とは、消費者の観点から国内経済の健全性を図る指標をいう。ナショナル・リサーチ・コンサルティング・センターは毎年算出しており、今年は全国21県の954人からアンケート調査を行ったとのこと。ナショナル・リサーチ・コンサルティング・センターは2021年について「前年同期比で右上がりとなり、20ポイント上昇の87 となった」とした。現在に関する消費者マインドは20ポイント、将来 期待感は23ポイント、消費者信頼感は22ポイントそれぞれ上がった。ナショナル・リサーチ・コンサルティング・センターは、2020年についてロック ダウンや外出規制等の影響で経済活動が抑制されたとし、2021年は国境封鎖、商品供給不足、価格上昇などに見舞われたと経済基調について言及した。国はコロナ対策を大きく転換し、規制緩和に踏み切った。一方、エコノミストらは「国境封鎖などで経済低調も22年に継続する」とし、「 しばらく我慢が続くだろう」と懸念した。2020年に急激な低下となった消費者信頼感は2021年、国が感染時も経済・社会活動を継続する「ウィズ・コロナ=普通の生活」へ大きくかじを切ったことで大幅に強まった。消費者は、雇用判断とビジネス環境等が改善されつつあるとの認識を示した。雇用判断について、「良い」と答えた回答者は8.7ポイント上昇し、「悪い」との回答者は18.3 ポイント低下したとのこと。ナショナル・リサーチ・コンサルティング・センターはインフレ期待について、 前年の8.4%から9.9%へ上昇したと発表した。一方、モンゴル銀行は2022年第2四半期からインフレ上昇が安定し、その後、インフレの適切水準へ下がるとした。また、アンケート調査では、消費者の44% は通販を好む結果と分かった。特に、17歳~24歳の25%は随時通販で購入している。奥にフェイスブックを活用した通販サイトの利用者は62%に 達しているそうだ。
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