「モンゴル民族衣装の秘史」ドキュメンタリー映画が上映された
「モンゴル民族衣装の秘史」ドキュメンタリー映画が上映された
11月25日、シャングリラホテルにあるImax映画館でモンゴル・コスチュームズ社はセムーン・スタジオと共同制作した「モンゴル民族衣装の秘史」ドキュメンタリー映画の上映会が行われた。「モンゴル民族衣装の秘史」ドキュメンタリーはモンゴル・コスチュームズ社の過去20年間の研究実績により制作され、モンゴル国内で発掘された遺物である衣装、装飾品などを含み13世紀から16世紀までのモンゴル伝統衣装の文化が色濃く表現している。多くの研究者は、衣服は時間の経過とともに変化するが、元の形状を常に維持するよう指摘している。同映画で衣装文化を通じて民族の歴史と伝統を世界に宣伝することを目標としている。映画ではモンゴル帝国時代に衣装文化が多くの外国に広まり、衣装とともにモンゴル民族の習慣や生活様式が受け継がれ、伝え残されて来たことについて述べる。モンゴル・コスチュームズ社は民族衣装アカデミーと共同で、2011年に「モンゴル衣装」、2015年に「モンゴル民族衣装の秘史」2巻を出版した。モンゴル草原で人々が住み始めて以来、現在までの衣装の歴史について綴られている。衣装の歴史はドキュメンタリー映画として時系列で再現できているとのこと。モンゴル・コスチュームズ社は2017年、2018年のナーダム祭に中央広場で民族衣装デールを着る「デールを着たモンゴル」イベントを行った。同イベントに約1万人が参加し、2000人あまりの観光客が見学したという調査記録が残っている。同社は国際的にも評価されており、これまで、欧州諸国、アメリカ、日本、台湾、韓国、インドネシア各国でイベントを開催したほか、展覧会、ファッション・ショーなどにも参加し、モンゴル民族衣装デールの魅力とその素晴らしさを世界にアピールしてきた機関である。
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