「モンゴル語検定試験」が開催された
「モンゴル語検定試験」が開催された
モンゴルに興味をもち、モンゴル語を学びたいという人が増えている。モンゴルの言語や文化を紹介し、モンゴルへの架け橋となっている「モンゴル語教室ノタック」が実施する「モンゴル語検定試験」は11月20日に開催された。2019年からモンゴル語教室の生徒に向けて模擬検定試験を行っていたが、2020年に一般向けとなり、教室以外の人々も参加出来るようになった。今年は春と秋に2回実施されました。検定試験の目的は普段の授業テストと異なって、学習者のモンゴル語のレベルを測るために行われており、現時点では4つのレベルから構成されている。初心者はまず文字や単語の読み書きができるようなレベルだ。入門者は基本的な単語からなる文章や質問がわかるような段階だ。初級者は日常会話ができるレベルで、中級者は専門用語が入った会話やある程度長い文章が理解できるようなレベルだ。これまでは東京外国語大学モンゴル語学科の学生やモンゴルに留学している日本人の学生が受験していた。また、ウランバートルで起業している人々やJICA海外協力隊員の皆さんらが参加するようになっている。今までに合計で約100人ぐらいが受験した。モンゴル語と日本語の構造が似ているので日本人はとても早く習得している。ただし、文化的背景が異なるので語彙の習得が大変だそうだ。また、モンゴル語の聴解が日本人にとってハードルが高いと言われている。
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