ガゼルの移動研究を開始
ガゼルの移動研究が開始された
モンゴル哺乳類学会はゴビ・アルタイ県のザルマンゴビとウランシャル谷でオグロジカとガゼルの移動に関する研究を開始した。国連開発計画(UNDP)と自然環境観光省、食糧・農牧・軽工業省が実施する「モンゴル自然環境の耐性と安定性の確保-ENSURE」のプロジェクトの一環として、同研究をモンゴル国立大学生物学部、世界野生生物保護協会(WCS)、国立中央獣医衛生研究所、モンゴル科学アカデミー生物学研究所の哺乳類学者らと協力し2025年まで行う予定である。プロジェクトの対象地域であるザルマンゴビとウランシャル谷でオグロジカとガゼルの首に移動通知センサーを着用し、移動の特徴を調査し、生息分布及び繁殖地の状況、生息環境と牧草地との関連性などを研究するとのこと。また、オグロジカとガゼルの保護活動に地域住民の参加を促進する予定だ。研究チームは、バヤンホンゴル県のバーツァガーン郡役所、ゴビ・アルタイ県自然環境観光局や、両県の住民を対象に移動通知首輪の安全な設置方法及び通知センサーに関する説明会を開催した。
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