建設分野における労働安全衛生講師育成研修が成功裏に終了した
建設分野における労働安全衛生講師育成研修が成功裏に終了した
建設分野における労働安全衛生講師育成研修が成功裏に終了した。国際協力機構(JICA)は、モンゴル政府と協力して、2017年から実施してきた「建設分野における労働安全管理能力強化プロジェクト」は、2022年1月に終了予定。プロジェクト活動の一環として、労働安全講師育成研修を2020年8月から開始し、コロナ禍における感染予防対策を図りながら現在まで実施してきた。同研修を労働・社会保障大臣令A-370の規定に基づき、労働安全施工サイクル、建設現場での労働安全、高所作業など計96時間のカリキュラムで実施した。また、日本の建設現場の労働安全ノウハウをベースとした4種類のガイドラインを作成し、研修に活用したことが特徴的である。11月25日に、政府カウンターパートや民間組織の研修終了者22名が集合し、各政府関係者と共にMCUD・JICA及びMLSPの講師認定証明書授与式を実施した。今回の一連の研修を通じて、今後、モンゴル国建設分野における労働安全衛生の研修を指導していく有資格人材が確実に増えている。
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