貿易収支が黒字
貿易収支が黒字となった
10日、関税庁は今年10カ月の貿易について発表し、貿易収支が黒字で総額18億米ドルとなったとした。10カ月の貿易高が132億米ドルとなり、前年同月に対して26%増加した。同期の輸出額は75億米ドルで前年同月に対して26%増加し、2019年並みで堅調した。パンデミックの防疫措置に伴って流通に支障があったものの、資源価格の高騰が背景にあった。一方、輸入額は前年同月に比べ27%増加した。輸入構造からすると、自動車及び航空機部品の比率は19%、機械部品及び電子機器等の輸入額は11億米ドルで、全体の19%を占める。鉱物製品は全体の18%となり、うち83%は石油製品だ。畜産物及び農産物、食品は14%、鉄鋼品は9%、科学関連製品は8%を占めている。8670万米ドル相当の物資が、国際金融機関およびドナー国による支援枠で提供されている。輸出クレジットライン枠の納入品は、すべてが政府系のものだ。その33%はフランスから納入された。また、輸入品目で加工乳製品、たまご、小麦、果実、鶏肉、豚肉、砂糖は前年同期比で増加した。一方、野菜やコメ類、小麦粉、食用油の輸入高が減少したとのこと。
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