電気代と暖房代を約20%引き上げる
電気代と暖房代を約20%引き上げる
タビンベフ・エネルギー大臣の2日の発表によると、ソンギノ変電所、シネ・ヤールマグ変電所、新国際空港の電力供給、ザミーン・ウデ変電所、ソンギノ・マンダル送電線の整備が完了したそうだ。エネルギー大臣は「エルデネブレン水力発電所の建設及び第4火力発電所の拡張など計16件の電力関連プロジェクト実施を予定している。また、10県において地域熱供給所を建設するが、2県について受注者が決まった」と今後について述べた。ダビンベフ大臣は「国はタワントルゴイ火力発電所事業に力を入れており、同所の稼働は安定的電力供給のみならず、歳入の増額につながるはずだ。オユトルゴイ社だけさえ、年間1億1000万~1億2000万米ドル相当の電力を輸入しており、坑内掘り稼働に伴ってその額は2億5000万米ドルを超える見込みだ。オユトルゴイの消費電力をタワントルゴイ火力発電所で担える」とした。全国発電源は27カ所にある。前年の電力消費量は80億kWhだった。その19%は輸入電力となる。コロナ過の各家庭の所得を支援するために電気代と暖房代を弁償する救済措置が決行されている。電力消費も2019年度のピーク時に比べると、1303MW増加しており、今年の場合は1470MWになる見込みだ。タビンベフ・エネルギー大臣は「電力規制委員会の調査結果を踏まえ、電気代と暖房代を約20%引き上げないと、電力セクターは正常な稼働維持が難しくなる」と言及した。
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