韓国とモンゴルの間で砂漠化及び砂嵐の防止に向けた協力協定が締結された
韓国とモンゴルの間で砂漠化及び砂嵐の防止に向けた協力協定が締結された
韓国山林庁、モンゴル自然環境・観光省の間で砂漠化及び砂嵐の防止に向けた協力協定が9 月末に締結され、両国は気候変動、砂漠化との闘い、自然災害の防止、環境汚染の削減に向けて積極的に協力することで合意したと韓国山林庁が報じた。韓国山林庁のチェ・ビョンアム庁長は現在、モンゴルで実施されている韓国とモンゴルの「ノゴーン・へレム」日本語で「緑の要塞」という事業の第3段階となるこの協力協定の署名のため、代表らとともに、モンゴルを訪れた。韓国は近年、モンゴルに貢献し、2007年から2017年までに3000ヘクタールにわたる森林活動を支援した。両国が実施している事業の第2段階では、ウランバートル市における40ヘクタールの面積にモンゴルの寒冷で乾燥した気候に強い樹木を植林した。第2段階で設置された「モンゴル・韓国友好公園」の開園式にチェ・ビョンアム庁長が参加した。第3段階で両国は森林火災で荒廃したモンゴルの北部地域における再植林、その研究を実施する800万米ドルの事業を2022年から2026年まで4年間実施する。今回の協力協定には2015年に国連総会において採択された持続可能な開発目標の15の「砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する」というターゲットの意義を強調し、それは現在の世界的な傾向を反映していると韓国山林庁が発表した。韓国とモンゴルの「ノゴーンへレム」事業は気候変動や砂漠化との闘いを通じて、環境問題の調整に重要な役割を果たしているとチェ・ビョンアム庁長が指摘しながら、この事業は今後、東北アジアにおけるモデル事業となり、地域協力に多大な貢献をするとの期待感を述べた。
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