モンゴル人がスウェーデンでモンゴルの乳製品を生産

Odgerel 2021-09-30 04:09

社会

モンゴル人がスウェーデンでモンゴルの乳製品を生産している。

スウェーデン在住のモンゴル人ミャグマルボルドさんがM＆DプロダクションAB社を設立し、モンゴルの乳製品であるアーロールと23種類のモンゴル製品をスウェーデンで生産し、在外モンゴル人に提供している。ミャグマルボルド社長はモンゴルの大学を卒業し、スウェーデンに来てからもう10年以上が経っている。2013年にこのビジネスプロジェクトを発案し、モンゴル製品の製造は昨年から始まった。スウェーデンの関税庁や保険所、登録局から許可を取るのに長時間かかったそうだ。M＆DプロダクションAB社は独自の「遊牧民」ブランドを立ち上げ、特許権を取得した。現在、アーロールはモンゴルの他、キルギスタン、トルコ、イラン、スウェーデンで製造されている。製品の材料となるミルクをスウェーデンのミルク工場から購入し、乳製品を作る。「遊牧民」ブランドは現時点で、揚菓子・ヘビーンボーブ、アーロール、月餅・イェベン、ギー・シャル・トスなど23種のモンゴル製品を製造している。スウェーデンに住むモンゴル人の他、ドイツ、ポーランド、ノルウェーのモンゴル人から注文が来る。値段も手ごろで、例えば：アーロールの1袋は140スウェーデン・クローナとのこと。ほとんどの製品にエコパックを使用し、梱包されている。モンゴル製品を通して利益を得るだけではなく、モンゴル製品を紹介し、宣伝することを目的としている。