オーガニック肥料生産
家畜由来の廃棄物でオーガニック肥料生産している。
ウランバートル市役所は国内3つの会社と協力契約を結び、家畜由来の廃棄物による堆肥肥料の生産を開始した。この3つの会社の1社であるMPCT社は年間1万2000トンの肥料生産能力を持っている会社である。一方、「エコ・タイヒ」社は生産肥料を使用し、10種以上の植物や野菜を栽培実験している。堆肥肥料は家畜の糞や落ち葉などの有機物を微生物で腐熟させたものだ。他の肥料に比べ、腐植土、つまり有機分子化合物の含有量が多く、植物に栄養素を与える期間も長い。また、土壌構造や肥沃に良い影響を与えるとのこと。堆肥肥料は最終的に出来上がるまで5~6ヶ月がかかる。西部ソンギノ・ハイルハン区に位置するエメールト屠殺場がこの堆肥肥料の原料となる家畜の廃棄物を供給している。この屠殺場における大量の廃棄物の発生、投棄、これによる土壌汚染等は大問題だった。従って、ウランバートル市の関連組織はその廃棄物の投棄、屠殺場の組織化、捨て場、定期的な輸送などの措置を実施した結果、家畜由来の廃棄物による問題が解決されてきた。
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