COVID-19で苦しむ自閉症児のための活動
COVID-19で苦しむ自閉症児のための活動を行った。
自閉症協会と、新型コロナウィルスで苦しむ自閉症児のための活動を行った。モンゴル国内ではまだまだCOVID-19の拡大が留まらないが、COVID-19は健康への影響だけではなく、なかなか外出ができないことにより、障害児の教育や心の健康、そして障害児を見守る家庭にも影響を及ぼしている。JICAはこの度、自閉症協会と一緒に、COVID-19の影響を受けている自閉症児やそのご家族のために、次の活動を行った。
①地方の県に住む自閉症児の健康状態や教育状態を確認する調査の実施
②自閉症について知ってもらうためのビデオ、ハンドブックの作成
③自閉症児と暮らす家庭へのオンラインでのお悩み相談室
これまで自閉症協会とJICAは障害者教育・障害者の社会参加を促進するための技術協力で協力関係を築いてきた。今回作成したビデオやハンドブックは、これらの支援で得た知識や経験、考えをもとに、モンゴル人にとって分かりやすい形へと編集されたものである。モンゴルの自閉症児たちは、まだまだ適切な医学的判断やケアを受けられていない。さらに、COVID-19で学校が閉鎖されていた間のオンライン授業は、自閉症児にとってはうまく授業を理解することが難しい状況だった。今回の活動が、これらの活動に少しでも役に立つと期待している。
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