S&Pはモンゴルの「B」の信用格付けを変更せず
S&Pはモンゴルの「B」の信用格付けを変更せず確認した
国際的な信用格付け機関であるS&Pは、モンゴルの「B」の信用格付けと「安定」の見通しを変更せず確認した。モンゴルの経済はパンデミックにより2020年に5%縮小したが、世界的な景気回復と鉱物価格の上昇の影響で、2022年には7%上昇するとみなされている。2021年4月以降、モンゴルでCovid-19の感染率が高まっているが、他の発展途上国と比較して高いワクチン接種率は、パンデミックによって引き起こされる経済的不確実性を低減するという。 タバン・トルゴイ炭鉱およびオユ・トルゴイ案件への外国直接投資により、経済成長は、中期的には1人当りGDPで同様の他国よりも高いと予想されている。モンゴル政府は、外部市場から緩和された条件の資金を成功裏に調達できたことにより、経常収支に占めるモンゴルの対外債務総額の割合は2020年には181%に達したが、2021年には159%までに低下する。モンゴルが150億人民元のスワップ協定を2023年まで延長したことは、外資準備高への負担を低減したとのこと。
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