霧島市の第一工科大学はモンゴル科学技術大学と国際協力協定を締結
霧島市の第一工科大学はモンゴル科学技術大学と国際協力協定を締結した
日本の鹿児島県、霧島市にある第一工科大学は、首都ウランバートルに立地するモンゴル科学技術大学と国際協力協定を締結した。モンゴル科学技術大学は、1959年にモンゴル国立大学の産業経済および土木技術研修コースとしてスタートし、1982年に分離独立した歴史を持つ名門だ。モンゴルの民主化後、研究能力強化と国際化を積極的に進めており、すでに、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、アジア工科大学、インド工科大学をはじめ、約250校と協力関係にある。今回の締結は、両校の交換留学生の受け入れ、教員の相互派遣などの人材交流、インターンシップや共同プログラムの設置などを目的としています。学生・教員の人材交流を推進することで、お互いの科学技術、文化や習慣を学ぶ。第一工科大学には航空工学と工学2つの学部があり、航空、建築、土木、機械、情報電子などについて教育研究を実施している。一方、モンゴル科学技術大学には、地質学、石油工学、土木工学、建築工学、コンピュータ科学・経営、機械工学、情報通信工学などを扱う学部が設置されている。そのため、双方が協力できる分野は多く、今後、交換留学・語学研修・共同研究などを通じて、多角的な協力が進むものと期待される。第一工科大学は東京都上野区と鹿児島・霧島市にキャンパスを設置しており、1000人を超える学生を抱えている。
再生回数: 748
Tweet