東京オリンピックに5人のモンゴル人が審判員を務めている
東京オリンピックに5人のモンゴル人が審判員を務めている
東京オリンピックに5人のモンゴル人が審判員を務めている。国際柔道連盟IFJは2月に東京オリンピックの柔道競技の審判を務める優秀な審判員16名を規定し、その一人としてモンゴル人のヱンフツェツェグ国際審判員が選出された。彼女は2017年以降、ワールド柔道ツアーをはじめ IFJの主催による合計34試合、2017年、2018年、2019年の世界柔道選手権大会で審判員を務めた経緯がある。モンゴルのスポーツ分野の最優秀選手監督、審判員などを表彰する「ボゥルテ・チョノ」アワードの優秀な審判員賞を2018年に受賞した。エンフツェツェグさんは平均点数8.4を獲得し、ここ3年間連続IFJ・1位の国際審判員と評価されている。今年、東京オリンピックの柔道競技の金メダルのための決勝で審判員を務めることができ、彼女の1つの夢が実現できたそうだ。また、世界アーチェリー連盟WAが3月に東京オリンピックのアーチェリーの審判員を務める14名を発表し、その一人にモンゴル人の国際審判員サルールさんが選ばれた。彼女はフランスのトゥールーズ市のル・ミライユ大学で国際貿易を専攻し、卒業した。サルールさんは2009年から国際審判を務めており、2013年、2019年のアジア選手権大会、2015年、2021年の世界ユース選手権、2016年のワールドカップ、世界大学選手権、2019年のユニバーシアード,2018年のユースオリンピック競技大会で審判員として参加した経験がある。次は重量上げの最高位国際審判員のオドゲレルさんで、国際ウェイトリフティング連盟の女性評議会の5名の会員の一人に選ばれ、アジア大陸代表を務めている。彼女は「イフ・シャビ」体育大学を体育教師、中国の北京市の体育大学を重量挙げのコーチとしてそれぞれ卒業した。世界選手権大会で審判員を7回務めたことがある。次は東京オリンピックのボクシング競技の国際審判員として選ばれたツォグトゲレルさんで、国際アマチュアボクシング連盟のスリースターつまりオリンピック大会の国際審判員の資格を持つ経験豊富な審判員である。彼は国家最高勲章「北極星」の受章者で、現在、在アメリカモンゴル大使館のスタッフとして働いている。さらに、国際アマチュアボクシング連盟のスリースターの資格を持つ国際審判員のマンダフバヤルさんが東京オリンピックのボクシング競技の審判員を務めている。彼のお父さんであるオトゴンバヤル選手は1982年にドイツで開催されたボクシング世界選手権大会で銀メダルを獲得し、モンゴルのボクシング界に初のメダルをもたらした選手である。
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