井上チーフアドバイザーがモンゴル保健省より名誉賞を授与
井上チーフアドバイザーがモンゴル保健省より名誉賞を授与された
6月22日、モンゴル保健省内で行われた「医師及び看護師のための卒後研修プロジェクト」の第一回Joint Coordination Committeeの際、井上 のぶあきチーフアドバイザーに対してモンゴル国保健省の名誉賞の授与が行われた。井上チーフアドバイザーは、2017年6月にモンゴルに着任し、同プロジェクトの前フェーズである「モンゴル国における一次及び二次レベル医療施設従事者のための卒後研修強化プロジェクト」の総括として4年間にわたり活動した。この間、モンゴルの地域で医師を育てるための研修である総合診療研修が実施できるように、モンゴルの卒後研修の制度の整備、カリキュラムの開発や指導医の育成、研修プログラムの立ち上げなどに、モンゴル保健省、保健開発センター、モンゴル国内の医療関係者たちとともに活動をしてきた。また、日本の50名を超える短期専門家による技術指導もいただくことができた。そして2018年10月、オルホン県地域診断治療センターにおいてモンゴルで初めてとなる総合診療研修を開始させることができた。プロジェクトは第二フェーズに入り、今後は総合診療研修を改善しながら全国で実施できるようにすること、また看護師や助産師の人材育成にも取り組むことになるとのこと。
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