国際情報学オリンピックで銀メダルを獲得

Odgerel 2021-06-30 08:06

スポーツ

国際情報学オリンピックで銀メダルを獲得した

国際情報学オリンピックシンガポール大会が6月19日から28日にかけて開催された。33回目の開催となる2021年のシンガポール大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンラインで開かれ、88か国・地域から351名の選手が参加した。モンゴル師範大学の情報学科長、教授でもあるツェデブスレン、科学技術大学副教授フデルさんに指導されたモンゴルのチームが参加した。サント学校の高校3年生の生徒 ニャムダワーさんが銀メダルを獲得した。ニャムダワーさんは国際情報学オリンピックに2018年以降4年連続参加し、金メダル1個、銀メダル2個獲得している。国際情報学オリンピックは、高校生以下の生徒を対象として、数理情報科学の問題解決能力をもつ生徒を見出し、その能力向上を助け、各国の選手・指導者同士の国際交流を図ることを目的に開催されている国際大会だ。1989年にブルガリアで開催された第1回大会以降、毎年主催国を変更しながら開催されている。競技は個人選で、1日5時間で3問を解く競技を計2日実施するのだ。与えられた問題を解くために効率の良いアルゴリズムを考え、それに基づいて正しく動作するプログラムを作成することで競い合った。競技は、社会で生じる課題を模した問題を解くために効率や質のよいアルゴリズムを考え出し (アルゴリズムの設計)、正しく動作する解法プログラムを実装することが求められる。