モンゴル製の高級スーツの製作が始まった
モンゴル製の高級スーツの製作が始まった
世界の市場で競争できる高品質で、高級スーツの製作がモンゴルで始まった。モンゴルの「アヤ」ブランドは世界中から高評価を受けるイギリスとイタリアの伝統的な裁縫技術を活用したハンドメイドスーツを縫製している。2020年にこのブランドのスーツ製作が始まり、コロナ禍の困難な時期が重なったにも関わらず、国内の市場で知られるようになった。“アヤ・エンタープライス”社は2017年に設立された。当時、カシミア製品を海外に輸出していた。イギリスの裁縫技術を活用したスーツを作るため、数多くの試験を実施した結果、昨年10月に工場が出来上がった。“アヤ・エンタープライス”社のプロジェクトマネージャーテルゲルさんは「アヤ」ブランドについて「モンゴル産のカシミアスーツが世界市場で競争するチャンスだと見た。我々は世界市場への進出を目指して「アヤ」ブランドを立ち上げた。国内市場への販売が既に始まった。我がブランドの主な特徴はスーツを作る時、接着剤を使用しないこと。その代わり、馬のたてがみと尾による硬い素材を使う。だから、裁縫機械で縫うことが出来なく、手で縫製するため、何日がかかる。このような方法を使用している理由はスーツの耐久性を上げ、1年、2年間ではなく、10年、20年間着る機会を与えること。」と話してくれた。素材はイギリス、イタリアから輸入された自然と動物に優しい素材で、ボタンと内部の素材を日本から購入している。世界市場への進出を目指しているため、素材の質により注意を払っている。2種のブランドスーツの製作を目指している。1つ目は「 アヤ」スーツ、2つ目は「ウィクトル」スーツだ。「アヤ」 スーツは消費者の注文に応じて、注文者だけのために縫製されるハンドメイドスーツだ。一方、「ウィクトル」については質の良い素材を使用して製作されるフル、セミキャンバス・スーツだ。ブランドは将来、スーツの小物とブーツを製造する目標を立てている。また、カシミア企業と協力して、最も薄いカシミアと他の素材を購入し、スーツを縫製するため、努力している。
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