「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名式が行われた
「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名式が行われた
「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名式が行われた。5月28日、大蔵省でJICAモンゴル事務所長田村えり子、ジャワハラン大蔵大臣は総額2億4800万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する贈与契約の署名を行った。同計画は、モンゴルの将来を担う若手行政官等を対象に、日本の大学院に留学するために必要な学費等を供与するものだ。同署名により、今年は最大16名が日本の大学院に留学することになるとのこと。2001年に同計画が始まって以来、モンゴルからは、これまでに368名の若者が日本に留学した。修士号を取得し、既に帰国した留学生は、外務省、教育科学省、文化省、建設都市計画省、道路交通省、中央銀行など、さまざまな分野で活躍している。日本は、モンゴルが民主化した1990年代初頭以降の最大の支援国だ。2022年はモンゴル・日本外交関係樹立50周年にあたり、二国間関係は幅広い分野で着実に発展している。この計画の実施により育成される人材が、将来、各分野で国の抱える問題解決に貢献するとともに、両国の相互理解及び友好関係構築に寄与すると期待している。
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