「モンゴリアン・ラム」プロジェクトを開始

Odgerel 2021-05-25 02:05

ローカル

「モンゴリアン・ラム」プロジェクトを開始した

モンゴルは羊産業だけで年間10億米ドルを稼ぐことができます。国家予算の4分の1に相当するこの資金はモンゴルの経済発展に重要な役割を果たすとともに、1000頭未満の家畜を持つ遊牧民の1世帯は年間2億～3 億トゥグルグの収入を得られると、「裕福な遊牧民」事業実施中の裕福な遊牧民育成センターNGOがアピールしている。モンゴルでは家畜の疾病問題は完全に解決されていないため、食肉の輸出が本格化されないままだ。一方、モンゴル国民の伝統的な放牧方法も食肉の輸出に影響を及ぼしている。つまり、遊牧民は家畜を成熟するまで、4～5年を費やし、牧草地における過放牧も深刻化している。1歳未満の若い家畜は家畜の疾病にかかる可能性が低いため、若い家畜の肉は純粋でオーガニック食品とみなされる。裕福な遊牧民育成センターNGOはこれらの機会を発見し、モンゴルにラム肉ブランドを導入している。「裕福な遊牧民」事業の枠組で「モン・エコ・ラム」社との協力で「モンゴリアン・ラム」プロジェクトを開始した。遊牧民が生産者、ビジネスマンになる機会を作るため、家畜を短期間に市場へ導入するための「裕福な遊牧民」事業をゴビスムベル県で初めて開始した。同県をこの事業のモデル県にすることを目指している。これで、ゴビスムベル県でオス羊の品種改良を行い、肉用のバルガやウゼムチン品種のオス羊が導入した。その結果、同県における家畜の質が向上し、誕生6～7ヵ月の子羊の体重は35キロを超えてきた。さらに、ゴビスムベル県の遊牧民は裕福な遊牧育成センターを通して若い羊の肉を市場に供給し始めた。また、この事業はウムネゴビ、 ヘンテイー、フブスグル、ホブド、ボルガンの5県で成功裏に実施されている。