医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクトWを実施
医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクトが実施される
医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクトが実施される。5月5日、国際助産師の日を記念し、国際助産師連盟、モンゴル助産師会、モンゴル保健省などがCOVID-19に関する情報共有などを目的に国際ウェビナーを開催した。「国際助産師の日」ウェビナーでは、妊産婦におけるCOVID-19対策に関する情報共有や、ウランバートルや地方の病院で勤務する助産師たちによる、助産師の業務内容に関する現状調査、地方における分娩合併症に関する調査等の報告があった。JICAの池本専門家には、日本の国立国際医療研究センターにおいてCOVID-19の対応をしてきた立場で、また助産師という専門家として、日本の妊産婦におけるCOVID-19対策に関する情報提供が依頼された。セミナーには、国内外から150人くらいが参加した。池本専門家は日本の臨床の現場での妊婦におけるCOVID-19対応、ワクチン接種などの情報を提供した。また、国や文化が異なっていても、妊婦に寄り添う助産師として、課題を解決するために共に協力していくことを確認することができたとのこと。プロジェクトでは、現在医師と看護師を主な対象として活動を開始している。しかし、助産師の卒後教育制度の強化に対するニーズが生じている。今後プロジェクトでは、このニーズにどのように応えるべきか、モンゴルの関係者からも情報収集をして検討を進める予定とのこと。
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