バトオンダラル選手は二輪車で母国を横断

Odgerel 2021-04-21 04:04

スポーツ

バトオンダラル選手は二輪車で母国を横断した

オートバイ競技と自動車競技の選手のバトオンダラルさんは土地を見れば、モンゴルのどんな県にいるかがわかるほど、二輪車で母国を横断し、およそ4万キロを走行した。彼女はマレーシアのジャングルや黒海、コーカサス山脈などに行き、登山にも挑戦し、モンゴル最高の山々やヨーロッパ大陸最高峰にも登ったことがある。子どもの頃から競馬を親しんでいたが、体が大きくなって、14歳の時、騎手を引退した。それにも関わらず馬に乗った時の感覚をくれるスポーツにチャレンジしたいと思い、2013年にオートバイを購入し、およそ1年間舗装道路で練習して、同年、初の大会に出場した。バトオンダラル選手は「シルクウェイ-2021」国際ラリーレイドに出場したモンゴルだけでなく、アジア初の女性選手だった。「シルクウェイ-2021」ではロシアを出発点にし、中国を終着点として、モンゴルを横断した。 総距離5000キロを走破し、銀メダルを獲得したのが歴史的成績だった。その後、ジョージアで行われた国際女性選手のラリーレイドに参加し、優勝を果たした。2018年から自動車競技の練習も始め、マレーシアへ2回、 ジョージアへ1回、中国へ1回、国際大会に出場した。また、このスポーツの国際マスター称号を持っている。主にUAZ469型車両でラリー・レースをしている。2018年にマレーシアで開催されたRFCグランドファイナル・ラリーレイドに車両を借りて参加し、金と銅メダルを獲得した。その後、また、RFCグランドファイナルに出場し、1位になった。モータースポーツがモンゴルに導入されたのは比較的遅いが、選手たちの能力は本当に高い。「今後の目標はダカール・ラリーに参加し、その後、登山により注目を払うつもりだ。世界最難関の峰K2に登るのが次の目標だ。又、8000メートル峰を登る夢を持っている。」とバトオンダラル選手が話していた。