赤レベルの高度警戒態勢を実施
赤レベルの高度警戒態勢が実施されている
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、モンゴル政府は10日から25日まで赤レベルの高度警戒態勢を実施している。食料、医薬品の買い出しなど生活に必要な外出以外を認めず、スーパーマーケット、食品店、薬局しか営業していない。レストラン、バー、美容院、ショッピングモール、市場、洋服屋なども全面休業となっている。国内での移動も最小限にとどめられている。一般の会社や政府機関も可能な限り、テレワークでの業務に切り替えている。また、エネルギー機関、食品会社、石油工場、水道機関、保健機関、薬局、金融機関、銀行、情報機関、通信機関、皮革工場、包装生産工場、印刷会社、司法機関、裁判所、葬儀会社、オンライン販売、宅配サービスなどの事業が許可されており、アルコール度18度以下の酒類の販売が認められた。ウラーンバートル市内では路線バスが6時半から10時、12時から15時、17時半から22時の間だけ、運行している。モンゴル政府はロックダウン期間中に、社会経済活動を維持することを目的に国民1人当たり30万トゥグルグ日本円で約11000円を給付金として支給した。
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