ロックダウンを実施しない
ロックダウンを実施しないとの決定が出された
モンゴルの保健省と国家非常事態特別委員会の決定通り、4月3日から18日までロックダウンを実施する予定だったが、3月31日の政府会議ではロックダウンを実施しないとの決定が出された。ただし、一部の企業や商業、外食業の営業を制限することになった。4月18日までは、レストラン、宅配料理サービス、バー、サウナ、プール、映画館、フィットネスクラブ、保養所、講習センターは営業しない。床屋および美容院は休日に営業をせず、平日だけ感染予防対策を取りながら営業をする。市場は休日閉場するが、平日は全店舗の30%しか開店しないように営業制限をする。スーパーマーケットおよびショッピングセンターは店舗面積の30%を超えないように営業制限をし、20時までに閉店する。地方への移動は輸送品、食品、家畜用の草、燃料を運搬している車両にしか許されない。政府機関及び民間企業はスタッフの30%以下を通勤させるように調整する。また、政府は国民に対して、一度に5人以上の人が集まらない、ソーシャルディスタンスを守る、60歳以上の高齢者は不要なら、外出をしないようにし、感染予防対策をとるよう呼びかけている。モンゴル政府は4月5日までに地方の医療スタッフ、警察官、国境警備員、5月1日までにウラーンバートルの100万人余りの市民、7月1日までに地方民にコロナウィルスのワクチンを接種する事業を完了させる目標を立てている。現在は、コロナウィルスの治療を行っている各病院で2230人あまりの医療従事者、1100人あまりの研修医が働いているが、政府会議の決定によって、医師、看護師、病院スタッフ一人当たり100万トゥグルグ、研修医一人当たり50万トゥグルグ日本円で2万円から5万円の手当を与えることになった。モンゴル政府は3月29日までに雇用を維持するために、343社と2088人に平均的に3800万トゥグルグから2億1000万トゥグルグを融資している。さらに、長期融資として1078社と280人に平均的に1億2300万トゥグルグから1億4000万トゥグルグを与えている。住宅ローンは新たに2043人が組みましたが、平均額は7500万トゥグルグだそうだ。
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