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日本の大学や大学院に留学したモンゴルの若者たちが勉強会を


Odgerel 2021-04-01 10:04

日本の大学や大学院に留学したモンゴルの若者たちが勉強会を行った

3月29日、日本の東京都江戸川区のタワーホール船堀で日本の大学や大学院に留学したモンゴルの若者たちが、どんな卒業論文を書いたかを発表し合う勉強会が行われた。ウランバートルにいる恩師や先輩たち、日本にいてもコロナ禍で出席できない人たちとオンラインで繋がり、質疑応答も交えて、熱心にやり取りした。勉強会を開いたのは、新モンゴル小中高の卒業生たちで、毎年3月末、日本の大学を卒業した人たちが集まり、卒業論文を発表してきた。しかし、昨年はコロナ禍で中止となり、今年は、同校の創設者で新モンゴル学園理事長と日馬富士学校の校長を務めるガルバドラフさんと親交のある日本のロータリークラブ会員有志による奨学金団体「ガラーフェローシップ」が協力し、オンライン形式で、行われた。卒論発表は、ガルバドラフ理事長や先輩の元留学生も参加し、昨年の卒業生も含めて13人が日ごろの研究内容を披露した。昨年、東京の医薬品開発会社に就職したオチルダリさんは、東大の新領域創成科学研究科の修士論文「微小管阻害薬暴露後のがん微小環境が肺扁平上皮がんの悪性度に与える影響」を発表した。今春、群馬大学理工学部を卒業したオユンジャルガルさんは「積層式高調波型磁気歯車の減速・動トルクの検証」と題して発表した。名古屋県、熊本県など遠隔地の留学生はオンラインで卒論を発表した。ガルバドラフ理事長は現在、名古屋大学の博士課程に在籍している。この日の勉強会では、「私は58歳の学生です」と前置きしながら、「モンゴルにおける公立学校の経営改善」をテーマに、研究対象として8校を選び、色々調査していることを説明した。

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