国内の広い範囲で大規模な砂嵐
国内の広い範囲が大規模な砂嵐に見舞われた
13日から15日にかけてモンゴル国内の広い範囲が大規模な砂嵐に見舞われた。砂嵐が風速毎秒24メートルから28メートル、所々で34メートルに達し、8時間から10時間まで空が見えない真っ暗な状態になった。ロシアから西部の各県に電気を供給する電柱が倒れ、バヤン・ウルギー県、ウブス県、ホブド県で停電したが、15日に、電気が復旧した。モンゴルの非常事態局は15日までにこの砂嵐で家畜が砂に埋もれ、多数のゲルが飛ばされるなどして、アルハンガイ、ブルガン、バヤン・ホンゴル、ゴビ・アルタイ、ゴビ・スンベル、ドンド・ゴビ、ウムヌ・ゴビ、ザブハン、ウブス、トゥブ、フブスグル、スフバータル、ドルノド県で合計586人が行方不明になったと報じた。15日時点で、565人が無事に発見され、ドンドゴビ県の9人の遊牧民とアルハンガイ県の5歳の子どもが死亡し、12人が行方不明になっていると発表した。さらに、58個のゲル、120箇所の柵、20棟の建物の屋根が吹き飛ばされたとのこと。
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