「天然ガスパイプライン」プロジェクトのフィジビリティスタディが第一四半期に終了
「天然ガスパイプライン」プロジェクトのフィジビリティスタディが第一四半期に終了する。
2月16日、S.アマルサイハン副首相はロシア国有企業ガスプロム社の幹部とオンライン会議を行い、天然ガスパイプラインの実行可能性調査を迅速化することで合意した。同社はモンゴル経由の「パワー・オブ・シベリアⅡ」天然ガスパイプライン建設事業の実行可能性調査を今年第一四半期に終了すると計画している。同調査に特化したガスオプ ロヴォド・ソユーズ・ヴォストク社はモンゴルで法人登記されている。モンゴル政府及びガスプロム社はモンゴル経由の天然ガスパイプライン建設覚書を2019年12月に、特殊法人設立に関する相互理解覚書を2020年8月に締結した。同特殊法人はモンゴル領内において運営され、天然ガス・パイプラインに係るフィジビリティスタディを専門に行う。このパイプラインの輸送量は、先行の「パワー・オブ・シベリアⅠ」に比べて1.3倍となり、年間500億立方メートルの天然ガスを輸送すると推測されている。
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