石器・青銅器時代に関する出土品を発見
石器・青銅器時代に関する出土品が発見された
2020年の春、東部ドルノド県ツァガーン・オボー郡の住民7人は、同郡で考古学出土品が発見されたと郡庁に報告した。この報告を受け、国家文化遺産センター、科学アカデミー考古学研究所、ドルノド県県庁及び博物館の専門家による共同チームがツァガーン・オボ―郡内で3回調査を行った。調査結果、石器時代後期から新石器時代、鉄器時代初期、青銅器時代、匈奴国時代、中世頃に関する骨ビーズ、銅製包丁、硬貨、茎、青銅矢じり、青銅装飾など、モンゴルだけではなく、アジア全体の歴史的研究に役立つ700点以上の出土品を発見し、これらの出土品を1 月14日に公開した。この出土品をドルノド県博物館のデータベースに登録し、現在、この博物館にある。これらの出土品に関する研究も進行中で、年齢を明らかにするため、出土品の見本を日本ヘ送る予定であるとのこと。共同チームは今後、出土品が発見された場所を保護する、発掘調査に必要な資金を解決する、考古学の研究場にするなどの課題に直面していると強調した。また、これらの出土品発見は同郡の住民や隣郡の住民が互いに協力しあったおかげであるとした。ドルノド県県知事はこれらに関する情報を報告した7人を表彰した。
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