「バーチャル・ カラコルム市」を公開
「バーチャル・ カラコルム市」が公開されている
2020年は旧都カラコルム市建設800周年だった。そこで、国家遺産、歴史、文化の普及、次世代への宣伝を目的に仮想現実 の(VR)技術を活用し、考古学発見や歴史的資料に基づいて制作した「バーチャル・ カラコルム市」を、昨年モンゴル民族解放運動記念日に、ユーチューブで公開した。制作者はモンゴル国立大学付属のデジタル・ソリューション企業で、科学・技術基金とリオ・ティントモンゴリアが「バーチャル・カラコルム市」制作プロジェクトに融資した。モンゴル国立大学の教授をはじめとする、20人余りの学者、研究者、学生、デザイナーなどによるチームは、教育・科学省、文化・芸術局、カラコルム博物館、 国家文化遺産センター、及び他の民間企業の後援を受け、この制作プロジェクトに約2年間取り組んだ。この作品では旧都カラコルム市内を歩いているように、当時のカラコルム市の風景、13世紀のモンゴル国民や他の民族の生活ぶりが見学できる。このチームは今後、VR技術を使用し、初の遊牧国家フンヌの首都ルート市、ウイグルのオルド・バリク都城、人民革命前のニースレル・フレー、1960 年と1970年代のウランバートル市などを制作する予定だ。 バーチャル・カラコルム市は www.tuuhsoyol.comウェブサイトとユーチューブを通して、無料で観覧できる。
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