AIを活用した音声技術「チメゲ」を開発

Odgerel 2020-11-12 02:11

社会

AIを活用した音声技術「チメゲ」が開発された

モンゴルのチメゲ・システムズ社はAIを活用した音声技術「チメゲ・ビチェーチ」を発表した。チメゲ・システムズ社のバドラル社長は「チメゲは音声認識に特化しており、アイホンでいうとモンゴル版シリだ。音声認識システムに「言語理解」を加え、モンゴル産ロボット開発を手掛けたい。」と話していた。チメゲ・ビチェーチは発表されてから、既に30社～40社が購入した。ゲレグ・システムズ社が手掛ける各種証明書自動交付機「キオスク」に導入するために向けた業務提携に関する事業契約が締結された。今後、キオスク機は音声対話できるようになる。このほど、発表された公共サービスを提供するアプリ・Eモンゴリアでも導入可能だ。障がい者への配慮を考えて音声認識システムの導入について、Eモンゴリア開発チームと協議中だ。「チメゲ」はモンゴル語を基礎に開発されており、音声認識度はほぼ97％に達した。一方、グーグルの場合は、モンゴル語音声認識は80％も満たない状況だ。ゲレグ・システムズ社モンゴル語だけに特化しており、グーグルは様々な言語対応の音声認識システムを開発しているからそうだ。自動通訳機能を英語とドイツ語を限定にテストしたところ、音声認識の正確度は両方が97％だった。今後は、他の言語を追加し、大きなプログラム修正が行われるとのこと。

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