歴史的及び文化的記念物の保護に地方民の役割が高い
歴史的及び文化的記念物の保護に地方民の役割が高い
フレルスフ首相は10日から12日にアルハンゲイ、ウブルハンガイ、ブルガン県を訪れた。訪問の際、匈奴のかつての「竜の都」ルート市を発見した研究チームがフレルスフ首相に研究結果について紹介した。ルート市の研究はモンゴルの匈奴国の研究だけではなく、中央アジア初の遊牧民の帝国、皇帝宮殿ということで歴史的意義がある記念物だ。首相は当地の研究結果に国家として注目し、国家保護下に入れると共に、次回の多方面の研究を支援する意を表した。モンゴル中央部を流れるオルホン・タミル、ハヌイ・フヌイ、トゥール川沿いにあったモンゴル帝国の首都遺跡、匈奴国の王、貴族の墓地、石塚、鹿石などの評価しきれない文化遺産を首相が作業チームと一緒に現場で視察し、研究している学者たちと話し合ったり、意見交換をしたりした。匈奴国の首都遺跡はアルハンガイ県ウルジート郡で2017年に発見されたが、資金難により今年7月になって発掘作業を開始したのだ。匈奴は紀元前220年から2世紀まで中国の北方に栄えた一大遊牧国家で、万里の長城が建設されたのも、匈奴の進入を防ぐのが目的だった。
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