政治粛清犠牲者に敬意を

Odgerel 2020-09-15 02:09

政治

政治粛清犠牲者に敬意を表した

10日、バトトゥルガ大統領、ザンダンシャタル国会議長、フレルスフ首相、国会議員、政府、モンゴル軍総司令部、市役所やNGO団体の代表者、粛清犠牲者の子孫たちがスフバートル広場の隣に位置する粛清犠牲者の記念像に花束を捧げ、敬意を表した。1930年代の旧ソ連による大粛清で、総計3万6千人が粛清された。無罪を証明する活動が始まった1939年4月末から今年までの調査では政治粛清者数3万1263人が無罪と公式特定され、名誉を回復したとのこと。政治粛清犠牲者の無罪を証明する作業が現在でも首都や地方で続いている。1996年以降、首脳たちが毎年9月10日に政治粛清犠牲者に敬意を表すようになった。1996年にモンゴル政府は政治粛清犠牲者たち、その家族に謝罪をし、1998年に全員を無罪にし、賠償金を支払う法律が制定された。今から30年前に設立された政治粛清犠牲者を無罪にすることを担当する国家委員会は今でも名誉回復、賠償金の支払い、政治粛清の悪影響を認識してもらうことを目的とした仕事をしている。今までの20年間で、政治粛清犠牲者及びその家族1万8千人に住宅及び金銭的な援助をしている。政治粛清犠牲者を無罪にする、賠償金を支払う、申請書を受理する法律を2018年1月12日に改正し、無罪にする、申請書を受理する期間を2020年12月31日まで延長した。