ゲル地区100世帯に温かいお弁当と食材を配布する プロジェクト
ゲル地区100世帯に温かいお弁当と食材を配布する プロジェクトが開始された
ゲル地区の100世帯を対象に温かいお弁当と食材を配布するプロジェクトが開始された。同活動はJICAが実施中の「農牧業バリューチェーンマスタープラン」プロジェクトの一環として実施されている。モンゴル国内で生産された新鮮で安全な食材を使用し、ソンギノ・ハイルハン区の計6つのホロー(地区)100世帯の約600名を対象に温かいお弁当及び食材を配達するプロジェクトを23日から開始した。7月23日~8月30日までの期間、週2回温かいお弁当の配達とレシピを提供し、さらに週1回の頻度でレシピ実践用の食材を配達するとのこと。プロジェクト目的は対象世帯の食材の使用状況や栄養改善状況を調査することで、モンゴル国産品の改善・普及につなげるものだ。同プロジェクトはTolgoit Khoroolol地域開発センター、食材供給国営企業、ソンギノ・ハイルハン区の第253番幼稚園とJICAの協力で実施されている。新型コロナウィルスの影響下でゲル地区の生活水準が低下しているのが現状だ。その中、多くの子供を持つ家庭に少しでも役に立つことと、彼らの食事の栄養バランスの改善とともに国内産野菜の使用促進に貢献することを期待しているとのこと。プロジェクト期間中はゲル地区の住民の食材及び野菜使用状況について調査を行い、3~4回のアンケート調査を行う予定だ。
再生回数: 682
Tweet