国会総選挙でモンゴル人民党が与党に
国会総選挙が行われ、モンゴル人民党が与党になった
6月24日、国家大会議(76議席)の総選挙が行われた。モンゴル国会は一院制で、前回総選挙は小選挙区制で行われ、人民党が65議席を獲得し圧勝した。民主党は9議席を持ち、野党になった。今回は各選挙区で複数候補を選ぶ制度に変更し、少数政党や無所属を含む600人以上が立候補した。総選挙が行われたのは1990年の民主運動化以降8回目です。第8期総選挙は前回と違い、大選挙区制の29区で行われたのだ。結果は、モンゴル人民党が62議席(前回65議席)で圧勝し、民主党が11議席(前回9議席)を獲得した。そのほか、モンゴル人民革命党、市民勇気・緑党、モンゴル伝統統一による「我が連合」から1名、全国労働党と社会民主党、正義党による「正しい人間・エレクトラト連合」から1名、無所属立候補者は1名がそれぞれ当選した。国会選挙法の規定通り、中央選挙管理委員会が、選挙区で最多投票数を獲得した立候補者を国会議員として認定、証明書を発行し、正式に発表するのだ。さらに投票日から15日以内に選挙結果及び国会議員認定決定を大統領に提出する。全国200万3969人の有権者のうち147万5800人が投票し、投票率は73.65%(前回72.1%)だった。地方ではバヤン・ウルギー県が最も高く83.89%、首都ではハン・ウール区が77.50%で最も高い投票率となったのだ。史上最多数606人の立候補者から13名の女性立候補者が勝利した。2020~2024年国会には女性国会議員13人の体制となっている。6月29日、選ばれた国会議員たちは議員証明書を受け取り、30日に宣誓式が行われ、初会議をした。
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