ザブハン県産ブランド・赤にんにくの栽培を増やす
ザブハン県産ブランド・赤にんにくの栽培を増やす
ザブハン県議会の決定により、ザブハン県産ブランドである赤にんにく栽培を増やすため、2013から2016年まで、2016年から2020年まで、2段階でこのプログラムを実施することになった。2013年に、2.5ヘクタールから3.5トンの赤にんにくを収穫した。このプログラムを実施以降、2020年初期時点で、9ヘクタールから16トンの赤にんにくを収穫した。赤にんにくは白にんにくより、味が強く、1回の食事にひとかけで十分だ。さらに、ガン、風邪、腎臓病を予防するとともに、植物の抗生物質といわれるフィトンチッドが含まれているため、心臓や胃腸の動きを活発化し、免疫力を高める効果がある。強い抗菌性を持っている赤にんにくは種でなく、ひとかけで植え付ける。他のにんにくに比べると成長が早く、耐寒性が強い。18度から20度が最適で鱗茎が出るまで大量の水分が必要だ。約300年前に、中国人がザフハン県オリアスタイ郡で赤にんにくを栽培し始めた。1950年代後半、再び栽培を開始し、郡民の需要を供給していた。1990年代の民主化運動以降、栽培は減少し、絶滅の危機に瀕していた。1992年に、赤にんにくの栽培が再開され、県民に栽培方法を教えた。赤にんにくの需要が年々増加しており、中国から輸入する白にんにくより15%高く、冬は1キロの赤にんにくは6万から7万トゥグルグ日本円で2400円から2800円で販売される。
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