バトトルガ大統領はノルウェー王国を公式訪問した
バトトルガ大統領はノルウェー王国を公式訪問した
バトトルガ大統領のノルウェー王国訪問は27日から開始した。訪問団にはツォグトバータル外務大臣、エンフボルドモンゴル大統領府長官、国会議員らが含まれた。バトトルガ大統領はエルナ・ソルベルグ首相やホーコン皇太子とそれぞれ会談をした。大統領はホーコン皇太子を国連の持続可能な開発目標の枠内で9月にモンゴルで開催される国連加盟国195カ国の18歳までの若者たちを対象としたスポーツ大会「グリーンフェスティバル」に招待した。さらに、外務省、財務省、中央銀行、政府年金基金の上層部、国会議長とそれぞれ会談をした。28日、バトトルガ大統領はオラウグ・ベルビック・ボレスタノルウェイ食品農業大臣と会談し、意見を交換した。ノルウェイの動物病院の国際協力・研究所は2019年にモンゴルで家畜の健康、家畜病院に関する調査を行いましたが、所長のカルロス・ダス・ネベスさんがその調査報告書を大統領および食品・農業大臣に渡した。バトトルガ大統領は家畜の健康以外にノルウェイの農業分野で使用されている機械と技術を導入する、モンゴルのカシミア、食肉を輸出する共同企業を立ち上げることで協力したい意思を表した。さらに、モンゴル大統領はノルウェーの首都オスロ市にある文化歴史博物館を訪れ、モンゴルの歴史、文化に関する展示物を鑑賞した。また、1912年にモンゴルを旅し、当時のモンゴル、モンゴル人を写真に収めたノルウェイの旅人オスカー・マメンの個人コレクションからモンゴルに関する34枚の写真、20点の展示物が公開された。バトトルガ大統領はモンゴル研究をしているノルウェイ人のマリア・カルトウェイトさんにモンゴル大統領奨学金でモンゴルで研究を続けるチャンスを与え、また、長年モンゴル研究をし、国際的にモンゴル研究を普及させることに貴重な貢献をした国際モンゴル研究連盟の会員で、ノルウェイ国籍のマリア・マグドルナ・タタルさんにモンゴル国家賞「北極星」を授与した。
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