名古屋市東区代官町のギャラリーエンネ内にモンゴルゲルが立った
名古屋市東区代官町のギャラリーエンネ内にモンゴルゲルが立った
日本の愛知県名古屋市東区代官町のギャラリーエンネ内にモンゴルの遊牧民の移動式住居「ゲル」が立った。ゲルは直径3.5メートルで、高さ2メートルである。モンゴルと内モンゴル自治区に留学経験がある愛知県日進市健康福祉部係長の川田敏章さんが提供した。川田さんとモンゴル出身の人たち数人が約2時間かけて組み立てたそうだ。羊毛フェルトで覆った内部は温かみがあり、大人10人余りがくつろげる広さがある。ギャラリーを営む土屋節子さんは以前、公園にゲルを立て、住民交流を図った経験がある。ギャラリーEnneではこのゲルを利用してモンゴルと日本をつなぐ様々な催事を繰り広げた。モンゴル原種の羊やヤギ、ヤクの毛でできた靴下、フェルト製ワンピース、バッグ、靴などを展示販売した。モンゴル出身で豊田市志賀町に住むアリウンダリさんが日本向けに企画し、モンゴルで作られた手作り品だ。アリウンダリさんは京都工芸繊維大学院で繊維とデザインを5年間学び、モンゴル羊毛などを素材とするブランド「空飛ぶ羊」を立ち上げたキャリアの持ち主である。期間中は「モンゴルと日本をつなぐ文化・暮らし・ゲルについて」と題しトークイベント、馬頭琴と喉歌「ホーミー」の演奏会が開催され、モンゴルの家庭料理や薬膳スープをメニューとしたランチを提供しました。モンゴルの民族衣装の試着も楽しめた。
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