世界金融歴史博物館がオープンした
世界金融歴史博物館がオープンした
ウランバートル市の国際商事センターの2階において世界金融歴史博物館がオープンした。私財を投じて博物館創設したガンゾリグ銀行前頭取は2003年から金融経済に関わる知識を子ども、若者に伝える、国民の金融教育を推進することを目的に、多数の国際オークションに参加し、展示物を収集したという。さらに、ゴロムト銀行は2016年から「消費者の金融教育」プログラムを実施し、消費者に金融経済についての情報を資料やパンプレットで提供するより、消費者自身で体験するようにしたら効果が出ることに気づき、それが創立のきっかけとなった。約1000 点展示物のうち、300点以上は非常に希少価値のある展示物である。例えば:世界初のクレジットカード、元朝で使われていた交鈔という紙幣、1991年に、モンゴルは社会主義計画経済から市場経済へ移行し、国有財産の3分の1を全国民に平等に分配した時、国民に配られた額面3千トゥグルグのピンク色クーポンと額面7千トゥグルグの青色クーポン、世界初の保険教科書、世界初のユーロ券、不換紙幣、世界初の紙幣、13世紀のモンゴル帝国、ビザンチン帝国に関する貴重品が公開されている。世界金融史と金融制度に関わる全ての展示物は貨幣、銀行、保険、支払手段、資金及び経済という6つの部門に分けられている。一般人が分かりにくい債券、保険、銀行、資本市場などの経済学についての知識をモンゴル語と英語で説明したのは、モンゴル人だけではなく外国人にも役に立てる。入館料は無料で営業時間は11時から16時半までだ。
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