イランのサイード・モラエイ選手がモンゴル国籍を取得した

イランのサイード・モラエイ選手がモンゴル国籍を取得した
国際柔道連盟・IJFは2日、イラン代表として昨年の世界選手権男子81キロ級を制したサイード・モラエイさんがモンゴル国籍を取得したと発表した。モラエイ選手は今夏の東京での世界選手権で敵対するイスラエルの選手との試合を棄権するようイラン政府から圧力をかけられましたが従わず、安全確保のために渡ったドイツで難民認定を受けていた。先月のグランドスラム大阪大会には難民選手団として出場した。今後は12日から14日まで中国で開催されるマスターズ大会からはモンゴル代表として、東京オリンピックを目指すという。元横綱朝青龍ダグバドルジさんはサイード・モラエイ選手にマンションをプレゼントすると自分のSNSで発表した。