政府庁舎で生徒たちが宣誓をした

Guatsetseg 2019-11-28 12:11

社会

850人の生徒が宣誓をした

   11月26日は、モンゴル人民共和国の設立記念日で、今から95年前、すなわち1924年は、モンゴルで国会が開会された年だ。この国会では、モンゴル人民共和国の設立が宣言され、最初の憲法が承認された。そして、憲法が制定された11月26日が祭日となり、毎年人民共和国の設立記念日として全国で盛大に祝われてきたのだ。今年は、この日に因んで様々なイベントが催された。その一環として、26日に　首脳達は、スフバートル将軍の騎馬像に花束を捧げた。また、その日、政府庁舎で、16歳になった4万2千822人の代表となった850人が国民の宣誓をした。これは、日本の成人式の様な行事で、そこで、子供たちに身分証明書を手渡し、子供たちは、国のために尽くすことを宣誓すると言うことだ。この行事は、モンゴル青年連盟とモンゴルの家庭・青年開発担当所の共催によるものだ。モンゴル国民宣誓式の目的は　愛国心が強く、道徳心の高いモンゴル人として　法律や伝統習慣を尊敬し、祖国の歴史と文化で誇る主義を若者達に身につけてもらうためだと主催者たちが強調している。モンゴルでは16歳が成人と位置づけられている。したがって、16歳になると国から身分証明書があたえられ、一人前と認められるのだ。