ウラーンバートル・マンダルゴビの送電線、変電所が竣工された
ウラーンバートル・マンダルゴビの送電線、変電所が竣工された
ウラーンバートル・マンダルゴビの送電線、変電所が18日に竣工された。モンゴル政府と中国政府間で2015年に10億米ドルのソフトローン契約を結んだ。エネルギー分野で3つの巨大案件が実施され始めたうちの1つが、このウラーンバートル・マンダルゴビ変電所建設案件だった。案件の投資総額は1億1900万米ドルだ。このうち、590万米ドルはモンゴル政府、1億1300万米ドルは中国が融資した。首相が2017年の中国訪問の際に融資特別合意を行い、2017年10月から2019年6月まで建設作業が行われた。ゴビ地帯で実施している鉱山の電力消費を中央地帯エネルギー発電所から満たすことが重要だが、ウムヌゴビ県のエネルギー消費の8%から10%の電力増加を満たすだけでなく、今後モンゴルが電力を輸出するチャンスを作った。ロシア、中国、モンゴルを結ぶ送電線回路を作っているので、ロシアから中国へ、中国からモンゴルへ、モンゴルからロシアへ電力を輸出し、輸入することができるようになった。この送電線は現在の料金なら25年内に投資、融資、融資利率を補う。エネルギー省からの発表では2019年から2020年に中央地帯のエネルギーに200メガバット出力の新しいエネルギー源が入るのが明確だ。また国家大会議で“モンゴルのエネルギー中期計画”を承認し、第4火力発電所のタービンを改革し、第3火力発電所を拡大するなど、短期間で電力を作る機会があるため、初期段階でオユトルゴイ電力負担の120メガバットをこの送電線を通して送る計画である。中国のソフトローンの枠組みでエネルギー分野で行っている3つの案件にはウラーンバートル・マンダルゴビ変電所以外にエルデネブレン水力発電所、エルデネト火力発電所拡張工事が含まれている。
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