セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンモンゴル事務所が実施する事業の署名式が行われた
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンモンゴル事務所が実施する事業の署名式が行われた
日本社会開発基金がドナーとなり、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、モンゴル事務所が実施する「地方の最も脆弱な若者の起業家精神育成のための社会的・情緒的能力育成事業」の署名式が3日、世界銀行事務所で行われた。署名式には在モンゴル日本大使館、JICA、財務省、労働社会福祉省、モンゴル商工会議所の代表らが出席した。世界銀行の信託基金となる日本社会開発基金の無償資金275万米ドルにより、失業率と貧困率の高いホブド、ザブハン、ウブルハンガイ、ゴビスンベル、スフバートルの5県25郡6000人を対象に起業研修を行うことで、社会的・情緒的能力を強化し、彼らの学業や職業での成果を上げることを目指す。プロジェクトの主要内容は地域に根付いた、地域発の起業を行うための研修と職業や起業能力の実地研修を行うための制度構築、若者の起業を支えるための政策提言であり、2019年から2023年まで実施される。世界銀行は過去30年間、モンゴル国と教育分野で緊密に協力してきた。義務教育学校は12年制に移行してから、国際基準の導入には一定の方策を取ってきた。市民社会組織、官庁、民間企業など社会全体を対象に行った2018年の調査では発展を遅らせている要因を定義している。調査結果では、モンゴルで貧困率が高く、女性の就労も不十分だ。経済成長に伴い、高等教育者の職場も十分に提供されていない。これらの問題解決には教育制度の役割が大きく、労働市場への参入者に必要な能力を提供するのが教育制度の役割と見なされている。
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